汚実家は敷地100坪に、7DKの古家。
父が14年前に亡くなり、それまでの生活から解放されたかのように
母は自由気ままに生きてきた。それは娘の私としても嬉しいことで、
残りの人生を、何にも縛られず好きに生きてほしいと願っていた。
が、もともと片付けなどは得意でない母。
ここ10年以上、毎日ジムに通い、夕方は特別養護老人ホームにいる祖母を見舞う毎日だった。
その祖母がこの夏他界し、久しぶりに実家に帰った私は
実家の汚家化に唖然とした。
安売り大好きで、値引きされていると買わなければ損、だと思う母。
そして、洋服は気に入れば色違いで買い揃える。
家は広いため、モノをどんどんため込み、どれだけ持っているのかを把握できなくなってしまう。
その結果がこれ。
いろいろなところに分散していた消耗品類を、
集めて…
綺麗にすみんちゃんが並べてくれた。お見事~
下の段には食品関連。
ほんとは台所に置くべきものだが、まだまだ台所は置けるスペースがない。
お店屋さんが出来そう!
母はこのスペースを見るたびに、
「買い物に行く前には、ここを見てから行かんといかんね。」
「も~う、安いからって買わん。買っても使いきれんもんね。」
そんなことを言うようになった母が、嬉しい。