婆ちゃんの部屋だった続きの間。
12月のお片付け途中。
ホームに入居する前の家財道具がいっぱい。
祖父が亡くなり、ホームから引き揚げた荷物たちもそのまま。
昨年夏、祖母も亡くなり、またホームから引き揚げてきた荷物も溜まっていた。
今回片付けをするにあたり、処分を思い切れない祖母のものは
まだとっておいてもいいよ、と母には話していた。
しかし選ぼうとしても選べないからと、ほとんど処分をした母。
断捨離やら親片やらが流行りの昨今、私も勢いづいていた。
これでよかったのか、と今も自問自答しているけれど、
母は喜んでくれた。
私の時間も、そしてお金もたくさん使わせてごめんね、と言ってくれる。
それだけで嬉しいのだ。
母が安全に、そして楽に生活できることが目的だったのだから。
物に囲まれた生活から、すっきりと生活動線を考えた暮らしへ。
いまはまだ、「あれはどこに仕舞ってあるっけ?」となれていない母だが、
物の仕舞う場所さえ決まれば、すっきりリバウンドしないで生活できるはず。
ビフォー
仏壇の横の箪笥の上に、遺影や花、お供え物を飾っていた母。
すみんちゃんが12畳の部屋にあったサイドボードをもってきて、
こんな風にレイアウトしてくれた。
アフター
遺影が目線よりやや下になるように配置し、
写真類をガラス引き戸の中に収納し、ほこりが入らないように。
素晴らしい~
ありがたいことです。